止まりなさい

後輩から新津駅まで送ってくれと頼まれ、
夜中新津に行ってきました。
夜行って言うのか寝台っていうのか、
に乗るとのことでした。
送って、さてさて、後で飯でも奢らせるかなんて
考えて帰ってたら、電話。
運休だそうな。大雪で。
そんなこと、あるんだね。
新潟まで帰らせてくれって言うから
もう一度新津の駅まで戻ろうとするけど、
あまり新津の市街地、道知らないし、暗くてわからん。
迷ってて、交差点で道間違えてウヨウヨしてたら
後ろからパトカーが来て
『そこの車、止まりなさい！』って言われた。
あ〜捕まった、でもなんで？信号は大丈夫だったし。
とりあえず、逆らわずにっていうか道聞けるじゃんなんて
思いつつ降りる。
免許書見せて、なんかメモられた。
『職業は？』って聞かれたから
学生って答えるよりはこっちのほうがいいかって思い、
『歯科医師です』
って答えた。事情を話し、道に不慣れなんですってアピールしてみたら
どうやら点数とろうとしてるんじゃないらしい。
飲酒じゃないかって疑われたみたい。
でもやはり怖いね。
おまわりさん。
何したわけじゃないけど、
悪いことした気になってくる。
なんかごめんなさいって言いたくなってくる。
もうしませんから、いや、僕が悪いんです、って気持ちになってくる。
後ろめたいことあるわけでもないけど。
不思議だ。
拾いに行って、なんだか不達成感が強かったので
夜食にラーメン食いにいって帰る。

写真：とりあえずなんとなくな街の風景